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塩の街
評価:
有川 浩
メディアワークス
¥ 1,680
(2007-06)
塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。
塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。
その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。
男の名は秋庭、少女の名は真奈。
静かに暮らす二人の前を、さまざまな人々が行き過ぎる。
あるときは穏やかに、あるときは烈しく、あるときは浅ましく。
それを見送りながら、二人の中で何かが変わり始めていた……。


面白かったです!全体的にシリアスで途中悲しくなったりもしたのですが時々はいるベタ甘なシーンがなんとも…!

塩に侵される、という発想からしてすごいと思いました。そして塩害がきっかけで出会った人たちの思いが痛いほど伝わってきました。遼一の切ない恋心やトモヤの届かなかった想い、出会ったがためにその想いを受けてしまった真奈の苦しみ。
真奈の感じた思いは偽善かもしれない。偽善だと、思う。そしてそれを指摘した入江の言葉も正論だと思いました。ふたりの気持ちが分かるからこそ辛かったです。

そして真奈と秋庭の恋も最初もどかしくて仕方がなかった。真奈が秋庭の傍にいたいという気持ちも秋庭が真奈を救いたいと思う気持ちもよく分かりました。真奈はある意味強いと思いました。秋庭よりも。

秋庭が爆撃するシーンがなくてあれ、となったのですがどうやらハードカバーではなくしたみたいです。その辺少し残念。しかし途中出てきた飛行機(というのか)のあれはかっこよかったです。

”塩の街、その後”の『旅のはじまり』でノブオに嫉妬する秋庭さんがかわいかったです。ノブオと別れたあとで真奈にあたる秋庭さんが…かわいすぎて。
そして何気に野坂夫婦がツボでした。こんなベタな計算で近づく正さんが。

自衛隊三部作の『陸自』が読めて満足です。(あとは『空の中』、『海の底』です)
| 小説 [有川 浩] | comments(0) |
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